こんにちは。広島大学サッカー部一年生の寺川広人です。初めに、株式会社アイグラン様、また広島大学体育会サッカー部にご支援、ご声援を下さるすべての方々にこの場を借りて感謝申し上げます。今回のブログでは総理大臣杯を経験して実感した自分自身の足りていない部分をオフザピッチ面とオンザピッチ面に分けて書こうと思います。個人的な内容を多く含む文章になるのですが皆さんにも当てはまる部分(特に06の皆)はいくつかあると思うので、ぜひ最後まで読んでくだされば嬉しいです。 まずは、オフザピッチ面について話させていただきます。今回、初めて総理大臣杯に帯同させていただいて、オフザピッチで足りていない部分について多くを認識させられました。「移動の際にマスクを着用する」、「疲労回復のための施設に行く」、「全体移動の際に人数確認を行う」、「集合時間の前に集まって、荷物の管理を行う」。これらは大臣杯を通して先輩方が出来ていて、私が出来ていなかったことです。大臣杯に向き合うという点で、先輩と私との間での意識の違いが明確に表れた部分でした。これらの事柄はしなくてはならないことで、出来ていなかったことに反省しています。ですが、今回の遠征を通じて知れたことをプラスに捉えて、私を含めて06の皆には次、私と同じミスをしないように努めていってほしいです。また、先輩方のオフザピッチでの行動はオンザピッチにつながる部分も多いと感じました。今回の遠征で04さんが荷物を率先して運ぶ姿をよく目にしました。その姿を見て、周りを気にかけて行動できるからこそ04さんを含めた上級生の先輩方は試合で周りと連動して動く能力が高いのだと実感しました。試合外での行動が試合内に繋がるということを念頭に置いて主体的に行動していくことを大切にしてほしいです。 次にオンザピッチ面について話します。総理大臣杯の2試合、私は出場なしという結果で終わりました。しかし、自分の弱さを知れる有意義な時間を経験させていただいて本当に感謝しています。2試合目の明治大学戦はベンチ入りしました。絶対にチームの勝利に貢献すると決めて試合に臨みましたが、試合が始まってからその決意は打ち砕かれました。今だから言えるのですが、圧倒的な試合レベルの高さに自分が出場して活躍する姿が一切想像できませんでした。あとから振り返ってみて技術面、フィジカル面はもちろんですが、特に責任が欠如していることに気づきました。下級生だからまだ責任を負う必要はないという考え方を持っていたら今すぐに捨てるべきです。下級生とか関係なく試合の勝敗の全責任を背負える選手になるために日々の練習で一つ一つの動作に責任を持ってください。責任という観点だけに限らず、負けるのには何か欠点があるので、その欠点に気づいて今この瞬間から変えていかないと永遠に負け続ける人間になると大臣杯を通じて強く実感しました。また、試合に出場することだけが勝利に貢献する方法というわけではなく、ベンチからでも声掛けでチームを勝ちに導くことができるということをある先輩から伝えられました。そのことを聞いて、明治大学戦では自分自身で勝利に貢献することができないと判断していただけで別の方法を模索して勝利に貢献することが可能だったということに気づきました。不可能だと感じることでも諦めずに別の方法を模索して可能なものにするという考え方はサッカーだけに留まらず、この先の人生を通して大いに役立つ考え方だと思います。複数の考え方を見つけるための幅広い視野をこれからのサッカー人生を通じて養っていきたいです。 最後に、私を含め06の皆は思っている以上に05さん、04さん、03さんに救われています。救われてばっかりも不甲斐ないので救う立場になってやりましょう。それはどんな形でもいいので変化を起こすことが大切になってくると思います。総理大臣杯のモチベーション動画によるとベッドメイキングで人生を変えることが出来るとあったので、ベッドメイキングしましょう。最後まで読んでいただきありがとうございました。