こんにちは。先ほど、TikTokというショート動画の配信アプリにて、二時間ほどの映画を見終わりました、教育学部第四類健康スポーツ系コースの山﨑健太郎です。
前回のブログから二ヵ月も経っていないとは思いますが、総理大臣杯を未出場で終えた「今の心境」と、シーズンも終盤に差し掛かり来シーズンを見据えた「今後の展望」を綴らせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
ブログのタイトルである「あといちねん」。これには2つの意味がある。
一つ目は、「あと一念」という意味だ。「一念」とは、「深く心に思うこと。一筋にそのことを思うこと。またその思い。」である。今回、出場機会を得られないまま終えた総理大臣杯。今大会を振り返ったときに自分に足りなかったものは、レギュラーへの思いではないかと考えた。
今シーズンの前期リーグ、私は出場機会を頂いていたし、パフォーマンス自体も悪くはなかったと思う。しかし、怪我で離脱していた間、チームは全国大会への出場を決め、勢いに乗っていた。前期の終盤で復帰したとき、「もう一度レギュラーに戻るはずだ」と思っていた。しかしそんな訳はなかった。実力差もないのに、一度離脱した選手が、努力量を変えずに戻れる訳がないのだ。振り返ってみると当たり前のことなのに、当時の私はなにも考えていなかった。そして全国大会で盛岡に行き、スタートが発表されたときに、「悔しい」という感情よりも「悔い」が残った。あの時こうしておけばよかったという後悔の念に駆られ、ベンチ外を受け入れてしまった。
総理大臣杯、それに向けた期間の中で、私に最も足りなかったのは「思い」であったと思う。「あとから振り返ったときに悔いがない」という目標から、逆算したシーズンを過ごしていきたい。
二つ目の意味は、「あと一年」である。あと一年で、小学校二年生から始めた15年間のサッカー人生にピリオドを打つことになる。このラストイヤーをどう過ごすかが、今までのサッカー人生の意義付けをしてくれるような気がする。広島大学に入ってすぐは、小学生以来の成長速度を感じていた。しかしいつの間にか、この環境に悪い意味で慣れてしまったような気がする。4年生の引退が近づいたこの時期に、自分に残された時間を意識するようになってきた。ここからの一年は、常に「最後の」という枕詞がついてくると思う。一日一日の「今」を大切に丁寧に積み重ねていき、有終の美を飾りたいと思う。
最後に、広島大学体育会サッカー部を応援していただいている皆様へ。
日頃より広島大学体育会サッカー部へのご声援、ご支援、誠にありがとうございます。2024年は、「蹴念」というスローガンのもと活動し、様々なことに挑戦できたのではないかと思います。今シーズンも残りわずかですが、部員一丸で精進してまいります。今後とも、よろしくお願いいたします。
広島大学体育会サッカー部3年
教育学部 山﨑健太郎