こんにちは。広島大学体育会サッカー部3年、大野幹太です。
この夏休みは、同期が実習や就職活動で忙しそうにしており、私も院進の予定ではありますが、何か成し遂げなければと焦りながら毎日を過ごしています。
今年のC、Dチームでは、私たちの代がリーダーシップを取って練習や試合を進めることが多く、後輩たちを引っ張る難しさを実感しました。リーダーシップとはいえ、その見せ方は人それぞれ。よどんだ練習や張り合いのない試合を避けるためには、声を出すなどの発信力が必要です。私自身はポジションが変わり、センターバックを務める機会が増え、広い視野でピッチを見渡し、細かいポジションを修正しながらプレーできるようになりました。このような成長があった一方で、チームはIリーグを勝ちきれず、私も安定してスタメンで出場することができなかったため、前期は悔しい結果に終わりました。
サッカー部全体としては、21年ぶりに総理大臣杯全国大会の出場を果たしました。この成果は、4年生の圧倒的なリーダーシップや、遠方の試合でもチーム全体で応援する結束力など、様々な要因があったと思います。全国大会出場を決めた瞬間を目の当たりにし、これをただの憧れで終わらせることなく、ピッチに立つことを目標に、さらに励むことを決意しました。
3年生になってからは、部門の担当としてプレー以外の裏方仕事にも中心的に関わる機会が増え、4年生の忙しさを身近に感じることができました。失敗もありましたが、ホーム戦の集客など、今後の糧となる経験を積むことができました。
成長や悔しい経験、新しい発見など、収穫の多かった前期でしたが、私自身としては選手としてまだまだです。本気でサッカー選手としてプレーする時間は残り1年と少しですが、後悔のない日々を送りたいと思います。一つ一つの練習や試合から多くを学び、自分自身にベクトルを向け、トップチームで戦える選手になることを目指します。
「石の上にも3年」
この言葉を胸に、目標達成に向かって、これからも個人の努力とチームへの貢献を積み重ねていきます。
最後に、スポンサーであるアイグラン様をはじめ、日頃から広島大学体育会サッカー部を応援してくださっているすべての皆様に、引き続きのご支援を心よりお願い申し上げます。