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「挑戦」 (松谷春輝)

 初めまして。島根県の吉賀高校から来ました、1年の松谷春輝です。理学部の物理学科に所属しています。拙い文章になってしまうかもしれませんが、最後までお付き合いいただけると幸いです。

僕が広島大学を目指したのは高校3年生の9月頃でした。学力が少し伸び始め、思いっきって掲げた目標が広島大学でした。勉強においてもサッカーにおいても憧れが強く、受験勉強を頑張ることができました。

 僕は中学校を卒業するまで東京都の父島という島に住んでいました。サッカーは小学校に入る頃に始めましたが、2週間に一回のサッカースクールに通うだけでした。中学校に上がると、部活で本格的にサッカーをするようになりましたが、1年生の頃はやる気がなく、部活の走りが嫌で早く引退したいとさえ思っていました。サッカーを好きになったのは2年生になってからでした。理由は覚えていませんが、夜に一人でボールを蹴るようになり、少しずつ成長していくのが嬉しくて、サッカーが大好きになりました。しかし僕の島の高校にはサッカー部がなく、サッカーを続けるためには島を出るしかありませんでした。強豪校に行く自信がなかった僕は、少人数の高校に行くことを決め、島根県に行きました。しかし少し妥協して入ったつもりの吉賀高校でも練習にすらついていけず、自分の不甲斐なさを身を以て感じました。自分にあるのは遠くから来たということだけ、しかしそれが諦められない理由になっていました。だらけてしまう日もありましたが、自主練習や筋トレを続けて来ました。

 そして始まった、広島大学でのサッカー。受験のときから覚悟を決めて目指したこの部活で、人生最大の挑戦をしていきたいと思います。

 長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。