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上泉 康樹

 

 

深秋の候OBOGの皆さまにおかれましては、益々ご精励のことと存じます

さて、去る10月22日㈰、当部が26年ぶり10回目の中国大学サッカーリーグ1部優勝、2年連続14回目の全日本大学サッカー選手権大会出場を決めることができました。今年度は、リーグ開幕から15連勝を成し遂げ、優勝時にはリーグ最多75得点・最少3失点で、3試合を残しての優勝決定となりました。加えてFW酢谷元哉(工学部4年、西尾高校出身)も、優勝が決定したアウェー山口大学戦で2得点し、合計26得点で得点王に向け独走しております。

昨年度は、前期は全勝で終えたものの、後期の初めは教育実習や怪我、累積警告や退場などでなかなかベストメンバーが揃わず、チームとしても苦しい時期が続きましたが、今年度は、その経験と教訓を活かして、チーム全体として不安要素をできるだけ早めにピックアップし対策を練って臨んだ結果、終始安定した闘いを継続することができております。

また、それ以上に特筆すべきは、今年度は、セカンドチームもインディペンデンスリーグ中国において部として史上初のプレーオフ進出を決め、チームの層の厚さと広大伝統の育成力を証明することができました。残念ながら、プレーオフ準々決勝では福山大学A01と惜敗しましたが、これまでは毎年私学に圧倒され、なかなか結果の出なかったセカンドチームを上位に導いてくれたのは、歴代の大学院生コーチが指導のバトンをつないできてくれたおかげです。授業や実験等でなかなか時間の取れない中、現場の指導だけでなく、試合の引率や事務局のお手伝いなど、本当によく頑張ってくれました。

なお、全国大会につきましては、まだ全学連から公式リリースされておらず、皆さまに詳細をお伝えすることはできませんが、1回戦は12月7日㈭に関東圏で開催予定となっております。また皆さまには、全学連から公式リリース後、詳細な情報を部のHPSNS等を通じてご提供させていただきます。

最後に、昨年の全国大会の1回戦では、阪南大学に延長戦の末01で敗れ、大変悔しい結果となりましたが、今年は、部史上最高成績のベスト8を超えるべくチーム一丸で文武両道の偉業を成し遂げたいと思います。平日でお忙しい中、誠に恐縮ではございますが、ぜひ多くのOBOGの方々をお誘いあわせの上、会場へ応援にお越し頂けますと幸いです。

これからも変わらぬご支援ご鞭撻を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。