2021シーズン副主将・橋本凌弥

平成30年度入学・2021年シーズン副主将・橋本凌弥

 

2021年シーズン副主将を務めさせていただきました橋本凌弥と申します。現在広島大学大学院先進理工系科学研究科に在学しており、研究の合間にはBチームの練習などを担当させていただいております。

 

この度は中国大学サッカーリーグ優勝並びに2年連続全国大会出場誠におめでとうございます。

 

初めに、ご多忙の中、広島大学体育会サッカー部の発展に熱意をもってご尽力いただきました上泉監督に大変感謝申し上げます。計6年間監督と一緒にサッカー部に携わらせていただき、多くのことを学べたこと大変うれしく思います。

 

現在の4年生は入学時に新型コロナウイルスによって大変苦労した学年であり、思い描く大学生活ではなかったと思いますが、一人ひとり苦難を乗り越え、成長した結果、つかみ取った優勝であると思います。一人ひとりの個性が強く、全く物怖じしない学年なので、自分自身の特徴を発揮し、全国大会でも暴れてきてください!!応援しております!

 

今回はこの場をお借りして6年間広島大学体育会サッカー部に所属していた中での経験談を書かせていただき、選手の方々の今後のサッカー部における活動の一助となれば幸いです。

 

私たち30の学年は個性豊かな人が多く、オフザピッチではずっとふざけているようなそのような世代であり、先輩方にもうるさい学年と言われておりました。正直、私たちの学年は「絶対にプロになる」や「全国大会に出場してやる」という気持ちでサッカー部に入部した人はほとんどいないと思います。私自身、入部するつもりはなかったですが、友達に誘われたため入部したので、1・2・3年次はモチベーションが低く、何も考えずただサッカーをしていました。そのため、監督やスタッフ、4年生の幹部、主務がチームのまとまりや選手登録、試合出場のため資料作りにどれほど尽力していたか知る由もありませんでした。それどころか知ろうともしていなかったです。

 

4年次の副主将として練習場の確保や部門編成、グループトレーニングなど様々なことを行うとともにサッカー部をよりよくするにはどうすべきか、初めて「考える」ことの重要性に気付きました。正直遅いと思います。今思うと、1・2・3年次から自分自身率先して動けば、タラレバかもしれませんが、優勝できたかもしれないし、全国大会にいけたかもしれない。

 

選手のなかにはサッカーだけをするためにサッカー部に入部した人もいると思います。ただ、高校サッカーと同様にサッカーだけしていてもうまくいかない、プレーできる環境を整えるために多くの人々が尽力していることに感謝するとともにサッカー部を俯瞰してみて、何が必要か(オンザピッチでもオフザピッチでも)自発的に動くことができるところが大学サッカーの醍醐味であって充実したサッカー部生活になると思います。

 

最後に広島大学体育会サッカー部の躍進を祈念して私からのメッセージとさせていただきます。