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「谷間の底力(改)」(高橋朝日)

 

 どうもです。教育学部四年の高橋朝日です。前回ブログを書いたのは一年生で、気づいたら三年も時が過ぎ、四年生というおじさんになってしまっていました。一年の時のブログでは、「谷間の底力」という題名でブログを書き、今回は第二弾ということで、題名は「谷間の底力(改)」になりました(笑)。今年は大学最後の年であり、現役でサッカーをする最後の年でもあります。今回のブログでは、僕の現役最後の思いや、伝えたいことについて書こうと思います。拙い文章ですが最後までご覧ください。

 

 僕がサッカーを始めたのは小学四年生の最後で、現在の大学四年生まで12年近くもサッカーをしてきました。これまでサッカーをしてきた中で、怪我をしているときにモチベーションが続かずにサッカーをやめようと思った時もありました。けれどこんなにも長い間サッカーを続けられたのはずっと支えてくれた両親と仲間、先生に恵まれたのだと思います。その中でも同期である02のみんなにはとても支えられてきました。

 

 02のみんなと出会ったのはコロナ期間の練習がないときでした。その時期はまだLINE上でグループが作られているだけの状態でしたが、公園でサッカーをしようと誘ったらほとんどの人が来てくれて、練習が始まる前からみんなと仲良くなることができました。02は最初人数が多く、とてもうるさい学年でした。しかし、だんだんと人数が減っていき、今では16人とかなり人数は減りましたが、変わらずうるさい学年です。そんな学年の中でも一際うるさい僕ですが、僕を受け入れ一緒に楽しんでくれたのが02の仲間たちです。そんな02のみんなとも今年で最後のサッカーになります。現役でサッカーをやるのも最後となり、寂しい気持ちにはなりますが、それ以上に、02のみんなと一緒にやってきたサッカーが終わるのがとても苦しいです。もちろん小学校、中学校、高校と、それぞれで仲間がおり、出会い別れを繰り返してきましたが、現役最後にプレーできた広島大学サッカー部でのサッカーは宝物です。僕らのチームはそれぞれにチーム愛があり、A、B問わず、互いを応援しあえる関係が構築されているため、全員で戦っている気持ちになれます。

 

 今の広大サッカー部があるのは、僕らの一つ上の先輩に当たる、01さんたちの存在がありました。いつも「チームのために」という言葉を口にしており、人一倍「チームのために」動いてくれていました。そんなチームだからこそ全国大会に出場できたのだと思います。今年も、全国大会が決まり、02や後輩たちとともに上のステージで戦えるチャンスをもらいました。僕はこの最後のチャンスを今までサポートしてくれた両親や、広島大学でサッカーをやらせてくれた監督、ともにサッカーを楽しんでくれた02や後輩たちへの恩返しにしたいと思います。今こそ、「谷間の底力」の見せ所です。怪我も含め、うまくいかないこともたくさんありますが、仲間を信じて、自分を信じて、最後まで出し切りたいと思います。

 

 最後に後輩にこの言葉を授けたいと思います。「never forget to have fun anytime」という言葉です。いつでも楽しむことを忘れるなという意味があり、どんな状況でもこの言葉を思い出してサッカーを楽しんで欲しいです。これから先も応援してます。

 

 最後までまとまりのない文章でしたが、見ていただきありがとうございました。最後になりますが、今まで支えてくれた両親、監督、02の仲間たち、本当にありがとうございました。これで現役最後のブログを終わりたいと思います。

 

高橋朝日