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「強い想い」(井上大也)

 

 10月22日の試合結果を以て、26年ぶりのリーグ優勝が決まり、2年連続のインカレ出場が決定しました。この結果は、私たちの力だけではなくサッカー部に関わる多くの方々のご支援、ご声援あってのものだと思っております。この場をお借りして、感謝申し上げます。

また、全国大会では去年の結果を越えることができるよう精進して参りますので、引き続きご支援、ご声援のほどよろしくお願いします。

 

 入学前、まさか全国大会に2年連続で出場できるなんて思ってもいませんでした。こうして現在、結果を出せているのは間違いなく監督や歴代の先輩方のご尽力があってこそだと思います。そのため、歴代の先輩方やサッカー部に関わる多くの方々のご期待に応えるためにも全国大会では結果にこだわりたいです。また、個人的にも人生最後の大舞台になるので存分に楽しみながら結果を出したいと思います。

 

 さて、今回のテーマに置いている言葉ですが、今の僕にはあまり似合わないと感じる人が多いと思います。今回は僕の小・中・高の頃の経験を基に、現在部活に打ち込んでいて、中でもトップチームの試合に本気で出たいと思っている人たちに向けて綴ろうと思います。

 

 今でこそプレーに自信を持っていますが、かつては自信を持ってプレーできるほどの実力も才能も全くありませんでした。小学生の頃に関しては、バックパスが自分の所に来るたびミスをしてピンチを招いていたのを今でも覚えています。それくらい本当にへたくそでした。そんなへたくそだった僕でも、サッカー選手になるという夢がありました。そして、その夢を叶えるために本気になったのが小学生の終わりごろからでした。そこから、高校の終わりまでプロになるために多くの時間をサッカーに費やしました。小・中の頃はクラブが週2、3回しかなかったので、クラブがない日は公園で3時間ひたすら練習しました。高校の頃は、チームの練習が3時間あり、自主練を2時間する生活をオフと試合前を除いて毎日やっていました。

 

 この経験を踏まえて伝えたいことは、目標を達成するためにはいかに強い想いで取り組み続けるかが大事だということです。僕はプロになるという目標は達成できませんでしたが、そのことを強く想い続け行動してきた結果が今の自分を作り、試合に出続けることができているのだと思います。また、その中でも突出した武器を作ることが非常に大事だと思っています。僕でいえば、足元の技術とキックです。これだけは誰にも負けないよう多くの練習時間を費やしてきました。この武器で他の選手との差別化を図り、様々な選抜にも入ることが出来ました。

 

 僕が今回ブログで綴ったことは、成果を出すにはそれ相応の努力が必要ということです。これは至極当然なことですが、できていない人が多いのではないでしょうか。もしくは、努力をしていながらもどこか少し諦めている人がいるのではないでしょうか。月並みですが、強く想い続けることが何かを成し遂げる上で一番大事なことだと思っています。最後まで諦めず頑張ってください!

 

 最後まで読んでくださりありがとうございました。