教育学部、健スポ3年の中村蒼です。
まず、これまで多くの方々から温かいサポートとご支援に恵まれました。私たちの夢を応援し、支えてくださっている皆さまに心から感謝申し上げます。
僕のブログは、「武器を発揮する力」をテーマに綴っています。今後の決意も込めて書くので読んでくれたら嬉しいです。
突然ですが皆さん、「弱者の戦略」という言葉、聞いたことありますか?
個人的にこのワードセンスが好きなのですが、ランチェスター戦略と呼ばれるマーケティング手法として日本産業界でも普及している戦略なんです。気になる方は調べてみてください!で、この弱者の戦略においてカギになるのは「武器能力」になります。
先ほどから「武器」「武器」と言っていますが、ここに着目した理由があります。
昨シーズンの全国大会から、デンソーカップ、強豪チームとの試合を重ね、活躍できる選手と僕は何が違うのか疑問を抱くようになりました。差はないようで何か大きな違いがある。その何かを探りながらサッカーをしている時期もあり、今シーズンは監督や仲間に相談するようになりました。
そう、その何かは「武器を発揮する力」。
その点、私は自分のスタイルが曖昧で、武器を発揮する以前の問題に当たっていました。
今後、ライバルや多くの相手がいる中で勝ち上がるために、武器を発揮することにフォーカスを当てて取り組みます。では、どのように、どうしたら発揮できるのか弱者の戦略を参考に、独断で綴るので気楽に読んでください!
一つ目、「局地戦」で戦うこと。↔広域戦
つまり、自分の戦う範囲を絞り、他の選手と差別化をすることです。
僕の武器は「得点能力,裏抜け,キープ力,ワンタッチ,スルーパス,三人組」など。
これらの武器をどう活かそうか。まずは自己理解をする必要があります。
二つ目、このチームで生きることを発見する。
環境によって才能は変わります。
チームのストロングポイントを理解しているか。チームの武器と僕の武器をどう掛け合わせられるかがポイント。つまり、味方の理解が必要なのです。味方を活かす武器、味方に活かされる武器を理解して戦うと、よりプレーの強度と質が上がるでしょう。
今綴ったように、自分の中で武器はこれである。という自己認識だけでは、自分の武器を理解しているとは言えないんです。その武器をどうしたら発揮できるのか、チームにどう活きるのかを試行錯誤して、試合に落とし込めるかが重要なのです。
3つ目、弱者の戦略では「人数×武器能力=戦闘力」という式があります。
この式は組織の強さを比較する為に使われますが、個人に置き換えるとこのように表わされます。
「私の戦闘力=私の武器×私の武器を活かす者(人数)」
この式、何を意味するでしょうか。
そう、自分の武器を理解し、仲間に引き出してもらうことで武器がより高く発揮されるということです。
これらを踏まえ、最近では自己分析を重ねて武器を深堀、意識的に磨きをかけています。
そこで、僕には次の課題があります。
その課題は、仲間に武器を引き出してもらうための「エゴ」を出すことです。
僕は自己主張が少なく、味方の意図を汲み取ることが多いプレイヤー。それは一つの武器ですが、エゴが出せるようになれば、意見が活発になり、バリエーションが増えてさらなる成長が期待できます。
私は、今シーズン中にエゴを出せるようになります。そして、仲間を活かし、活かされるプレイヤーになります。
目標を高くすればするほど、上には上がいると何度も叩きのめされました。
独りよがりに戦うのではなく、武器の理解・使い方×仲間の力によって上の土俵に渡れることを実現したいと思います。
まずは、インカレ。感謝の気持ちを忘れず、堂々と戦います。
僕はこれからも目標に向かって、その過程を大いに楽しみます。
長い文章ですが、最後までお読みいただきありがとうございます。
今後とも広島大学体育会サッカー部の応援をよろしくお願いいたします。
中村蒼