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「好きなことを続ける意味」(八幡匡紀)

 こんにちは。理学部生物科学科3年の八幡匡紀です。

今回のブログのテーマは「中国リーグ・Iリーグを戦って」ということですが、今シーズンも相変わらずまだ怪我をしており、数秒しか出場していないので、正直書けることがありません。新しい紫のユニフォームで試合もできていません。右ひざの怪我は大学病院で診てもらっても原因がはっきりしなかったので、おそらくもう治らないと思います。今はこの怪我とうまく付き合いながら、早く復帰してなんとか最後まで部活動をやり切りたいと考えています。

 

 そこで今回のブログでは、なぜ怪我を抱え、練習にもあまり参加できないのに部活動を続けているのかを書きたいと思います。

 

 簡潔に述べると、ここまで自分の好きなことに時間を割くことができるのは、人生で最後だと感じているからです。今は大学生なので、比較的時間に余裕はありますが、プロにならない限り、卒業すると大学院や就職によって自分の時間を確保するのが難しくなると思います。仮に社会人のチームに所属したとしても、今のように組まれたメニューをみんなで練習するということもあまりないと思います。自分自身、怪我のこともあり、社会人で続けるのは難しいと感じているため、より一層最後だと感じています。

 

 では、なぜこんなにも好きなことをやり切ることにこだわっているのか。それは、高校時代にとある先生がおっしゃっていたことで、好きなことを全力でできない人が何かをやり遂げる事ができるはずがないという言葉がすごく印象に残っているからです。浪人生時代にこの言葉を深く理解したように思います。好きなことをやっていたとしても、必ず嫌なことや大きな壁に直面すると思います。そんな時に、やめたいな、逃げ出したいなと思うと思います。そこで逃げ出してしまうと、将来やりたくない仕事や巨大な壁に直面してしまった際に中途半端にしてしまう人間になると考えています。なぜなら好きなことですらできなかったからです。浪人生時代は大きな壁の連続でしたが、好きなこと(高校の部活動)を全力でやったという自信で乗り切った感じがします。この経験をしているか、していないかは、これから生きていくうえで大きな差ではないかと個人的には考えています。

 

 高校生の頃に、プロにならないのにどうして部活動というものがあるのだろうと考えたことがありましたが、その答えの一つが、今回このブログで書いたことのように思います。