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「2年生としての自覚」(田中俊輔)

 

今から、新人戦を終えて感じたことや意識の変化について綴ろうと思います。

 

今年の夏、私たちは主要大会の1つである新人戦に挑んでいました。新人戦は2年生にとって非常に重要な大会であり、同時に普段から中国リーグに関わっている1,2年生と一緒にプレーできる数少ない機会の場でもあります。1,2年生ともに非常に高いモチベーションで新人戦期間を過ごしましたが、2勝1分2敗で残念ながら予選敗退という悔しい結果に終わりました。2勝しか出来なかった理由は数多くありますが、私の中では新人戦メンバー内でのコミュニケーション不足が最も大きな理由だと思います。

 

新人戦期間ではAとBからそれぞれ1,2年生が抽出され「新人戦メンバー」という1つのカテゴリーで活動していました。そのため、お互いの意図が合わなかったりすることが多々ありました。そのような時は話し合って、意図を擦り合わせることが大切ですが、新人戦期間の私たちは言語化が難しく考えがうまく相手に伝わらないのをそのままにしていたり、遠慮して相手に強く要求できなかったりして、ちぐはぐになっていました。そのような時期が長く続いてしまったことがこの結果を招いたのだと思います。

 

この失敗を繰り返さないために自分に何が出来るかを考えた時に最初に頭の中に浮かんだものは「2年生としての自覚」を持つことでした。1年生の間は先輩から良いところをどんどん吸収し、のびのびとサッカーをすることが大切ですが、2年生になると先輩を見習うだけでなく、それを後輩に正しく示すということが必要になってきます。この「2年生としての自覚」が私にはまだまだ足りないと思います。新人戦の悔しさを晴らすためにも、他の主要大会で全国大会に出場するためにも、「2年生としての自覚」をしっかり持って部活に励んでいきたいと思います。