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「我」(武田航大郎)

こんにちは。僕は工学部第2類(電気電子・システム情報系)の武田航大郎です。広島大学体育会サッカー部に所属して気づけば1年生の大学生活の前期があと少しでおわり、2週間もたてば夏休みに入ろうとしています。僕は富山県の砺波県立高校出身で富山の夏は蒸し暑いのに対し広島の夏は暑いけど乾燥しており富山に比べるととても過ごしやすいです。最近はサッカー部の一部の同級生に方言をいじられて少し困っています。この文章に方言が出ていたらすいません。

 

僕は自分が何故サッカーを始めたかはよく理解できていないし、覚えていません。ただ生まれたときからサッカーを始めるまで自分の生活にサッカーが身近なものでした。僕は日本で生まれましたが生まれてすぐ父親の仕事の転勤でブラジルに行くことになりました。ブラジルでの記憶はあまりありませんがよくテレビでサッカーを見ていたのを覚えています。僕は小学一年生になるときに日本に帰国しました。そこで地元にあるスポーツ少年団に入り僕のサッカー人生が始まりました。そのまま中学生の頃もサッカー部に入りました。僕が1年生のころ中体連の全国大会が富山県開催で僕の中学校は県で優勝して地元枠で全国大会の出場権を獲得しました。全国大会の時に僕はベンチ入りをすることができ、間近で全国のレベルを見ることができました。特に青森山田中学の試合はとても強烈で僕のサッカーに対する熱が上がりました。

 

しかし僕のサッカー人生はいいことばかりではありませんでした。中学3年生の時に受けた県トレの最終選考で周りのレベルと自分のレベルの差に唖然となり、一度サッカーを辞めようと思うほどの挫折を味わいました。また、コロナで高校サッカーを思う存分に楽しむことができなかったことや現役受験を失敗して浪人したため一年ほとんどボールを触ることができませんでした。僕はこのようなサッカー人生を送りそして今、広島大学サッカー部に入部しました。

 

僕が広島大学サッカー部に入部して3か月くらいが経過して思ったことを書きたいと思います。一つ目はサッカー技術とIQの高さです。すべてのカテゴリーにこのことが言えるため非常に選手層が厚くなっておりポジションによっては誰がやってもスタメンと遜色がないくらいのパフォーマンスができていることに驚きました。入部当初は戦術を理解するのが精一杯でしたし、現在もわからないことはたくさんあるので早く実行できるようになりたいと思っています。二つ目は意識の高さです。広島大学のサッカー部ラインでは毎日のように練習メニューの動画が送られてくることや、紅白戦があれば必ずその動画を撮りみんなで共有することが可能など、毎日サッカーのことを考えることができる環境が整っています。僕はよく自分の紅白戦の動画と一個上のカテゴリーの動画見て自分のプレーと先輩のプレーを比較しています。また、先輩方やコーチ陣は非常に親しみやすく実力もあるので安心してプレーをすることができます。

 

最後に、今僕はこれまでのサッカー人生で一番充実した時間を過ごせていると思います。僕はまだこの広島大学サッカー部で成し遂げたい具体的な目標はありませんがここで4年間サッカーを存分に楽しみたいと思っています。その中で広島大学サッカー部に何か貢献できることを探していきたいです。ここまで長い文章を読んでいただきありがとうございました。これからも応援のほどよろしくお願いいたします。