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「ゴールキーパー」(山﨑健太郎)

 こんにちは、教育学部第4類健康スポーツ系コース1年の山﨑健太郎です。1年による部員ブログも終盤に差し掛かり、何について書こうかと机についてから早2時間が経とうとしています。考えに考え抜いた結果、私のポジションである「ゴールキーパー(GK)」について綴らせていただきたいと思います。単なる僕の“自己顕示”にどうかお付き合いください。

 

 GKとは、コート上で一人だけ違う色のユニフォームを着て手を使えるポジションです。言葉で説明すると一見シンプルなポジションですが、実際はものすごく奥が深く責任が伴うポジションだと感じています。サッカーがミスのスポーツである以上、ミスがない選手はほとんどいません。しかし、GKのミスは「失点」という形で表出します。それでありながら、ミスをしたからと言って簡単に交代することができないのもGKというポジションです。なぜそのようなシビアなポジションを好き好んで選んでいるのか、それは失点を防いだ瞬間の快感に勝るものはないからです。味方からの賞賛の言葉、シューターや相手ベンチの悔しがる顔、観客の高ぶり、どれも言葉では言い表せないほどです。

 

 僕が中学生の時に出会った印象的な言葉の中に、「GKの英雄と役立たずは紙一重」という言葉があります。この言葉は当時の僕の中二病心にぶっ刺さり、一時期のラインのステータスメッセージにしていたほどでした。広島大学体育会サッカー部には、尊敬しているGK陣がいます。今シーズンは、広大のゴールマウスを守り「英雄」となるべく、11分の1を巡ってバチバチにスタメン争いに励みたいと思います。

 

 文章の着地が奇天烈なことになっているのは自覚していますが、最後までお読み頂きありがとうございました。