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「何かをやめる時」(岡田朝陽)

みなさんこんにちは。高校生の時、英語は得意でしたが、国語で偏差値19をマークしたことがあります、教育学部第5類心理学系コース1年岡田朝陽です。それくらい文章に弱い私の書くブログですが、最後まで読んでいただけると幸いです。

 

突然ですが、今までに何かを途中でやめたり、諦めたりした経験はありますか。私は飽き性な面があって、何かを継続することが人より苦手です。水泳や書道教室、英語塾など、理由は様々でしたが最後までやりきることなく途中でやめてしまった経験が今までに数多くあります。そんな私が唯一続けてこれたものがサッカーでした。小学1年生から1度もやめることなく今まで続けてきました。自分にとって生きがいのようなものでもあったので、もちろん大学生になってもやりたいと思い、一切迷うことなく広島大学体育会サッカー部に入部しました。

 

今まで通り楽しい時間が待っていると期待を胸にグランドに足を運んだのを今でも鮮明に覚えていますが、そこにあったのは厳しい現実でした。Jリーグの下部組織で育ってきた選手、テレビで見ていた高校サッカーの全国大会で活躍してきた選手、各県の強豪校出身の選手など、周りには自分の遥か上のレベルに立つ人達で溢れていました。

毎日不安を抱きながらプレーしていましたが、幸運にも入学直後からトップチームの練習に参加することができ、その時は必ず這い上がってやろうとやる気に満ちていました。

 

しかし、なかなか出場の機会を得ることができず、結局昨シーズンは公式戦で1度もスタメンで出ることなく終えてしまいました。平日練習では周りとのレベルの差に自信をなくし、週末がきても自分はピッチの外から各カテゴリーで活躍する同期の姿を眺めるばかり、高校まではチームの中心としてプレーすることが多かった自分にとってはとても辛い時間で、サッカー自体が嫌になることも多かったです。正直、何度もやめようかと思いましたし、友人にもよく相談にのってもらっていました。

 

ですがそれでも、サッカーをやめなかった理由は、思うように試合に出れない状況を悔しいと思う自分がいたからです。メンバーを発表するボードに自分の名前がない時、周りが上手いから仕方ないかと諦める気持ちより、やっぱりどこかで、悔しい、次は選ばれたい、というポジティブな気持ちがシーズンを通して自分の中に残っていました。この気持ちがなくなってしまうその時まで、私がサッカーをやめることはないと思います。正直なところ、周りの大学生に比べて遊べる機会はほとんどないですし、バイトなどと両立するのは体力的にもかなりキツイです。ですが、その分チームメイトと過ごす毎日はとても濃く、充実しています。そしてなにより、自分が唯一続けてきたサッカーを中途半端に終わらせたくはないので、私はこれからも夢グラに行こうと思います。

 

 

最後になりましたが、いつも多くのご支援、ご声援ありがとうございます。昨年インカレにも出場し、勢いのある広島大学体育会サッカー部をこれからもどうぞよろしくお願いします。

 

自分の話ばかりでダラダラとまとまりのない文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。