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「俺にとってのサッカー」(坂本蒼和)

 

 

 新年明けましておめでとうございます。経済学部昼間コース1年学籍番号B220887視力両目2.0聴力正常握力50彼女募集中の坂本蒼和です!ポジションはCBで、憧れの選手はバロテッリです!

 自己紹介はここら辺にして、早速本文に入らせていただきます。そしてこのブログは、自分の想いを正直に、そして鮮明に綴れる場であると聞いたので、思う存分そうしたいと思います。

  

 僕は入学当時、大きな喜びと期待を胸に、この広島大学体育会サッカー部に入部しました。入部当初はサッカーできる喜びに胸が高鳴ったり、「大学サッカー」というものに常に刺激を受けたりしてきました。そしてなにより、周りの同級生がサークルに入って遊んだり、夜の街で戯れている中、真剣にサッカーに向き合い、切磋琢磨している自分自身に誇りを持ち、自信に満ち溢れていました。

 ですが不思議な事に、季節が流れ時が経つごとに、その誇りと自信は自然となくなっていき、淡々とサッカーをする日々が過ぎていきました。少々の憂鬱感を残し16時にグラウンドへ向かい、無心で練習し、18時に「疲れた、腹減った」と言ってみんなで食堂へ向かう。そんな生産性のない日々が正直何日もありました。そんな時に、中高の同級生や大学の友達がバイトで大金を稼いだり、就職をしたり、留学したり、事業をおこしたり、はたまたサークルで彼女をつくったりしていることを耳にすると、無心でサッカーをし続けている俺は、1人の大学生として、社会に出る1人の人間としてどこかしら劣っているのではないかという劣等感すら感じ始めました。

 しかしこのまま大学生活を終わらせてはいけないという焦燥感を感じ、大学サッカーの中で自分に欠けているものを探そうとしてみると、ある大切なものを見落としていた事に気づきました。それは、サッカーを純粋に「楽しむ」ということです。試合に出る出ない、良いプレーをするしないといった問題より以前に、サッカーを「楽しむ」ことが数ヶ月、全くできていなかったように感じます。「楽しむ」ということは少し抽象的で曖昧な表現に見えがちですが、僕はそのぼんやりとした感情が、サッカーをする上で最も大切なものだと思っています。そう振り返ってみると、1年がものすごくもったいなく感じると同時に、2年目は猛烈かつ自分勝手に楽しんでやろうという期待感が湧いてきました。

 

 大学特有の余暇に身を任せ悠々と時間を過ごす生活も、派手なサークルに入り漠然と遊び呆ける生活も今となっては素晴らしいものだと思います。ですが、たくさんの形がある大学生活の中で、僕はサッカーを全力で楽しむ生活に決めたんです。もちろんこれから先、自分自身にどのような心境の変化があるかわかりませんが、いま現在、サッカーを楽しむこと以外考えていません。自分の気持ちが続く限り、自分の時間をサッカーを楽しむ事に注げようと思います。なので、これからも応援よろしくお願いします。

 

とても長く自分勝手な文章となってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

04 坂本蒼和