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「後悔の先へ」(香取潤)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 こんにちは。教育学部第四類健康スポーツ系コース一年の香取潤です。高校時代のポジションはセンターバックやサイドバックでしたが、大学に入ってからはボランチやアンカーをさせてもらっています。少し長い文章になるかもしれませんが最後まで読んで頂けると幸いです。

 

 今シーズンを振り返ると、とても悔しいシーズンであったと共に、充実したシーズンでもあったように感じます。幸運なことに、僕はトップチームで一年間過ごすことが出来、春の天皇杯予選の2回戦から中国リーグ、総理大臣杯予選、インカレと全ての試合に出場させて頂きました。広島大学のユニフォーム着て多くの試合に出場させてもらえたことでこの一年はとても充実したものになり、インカレに出ることも出来ました。一方で悔しい思いもたくさんあり、天皇杯予選では再PK負け、総理大臣杯予選では福山大学に準決勝で0ー4で負け、前期は全勝していたリーグ戦でも後期はなかなか勝ち星を付けられず2位でリーグを終えました。チームとして最終的にインカレ出場出来たことはとても素晴らしいことですが、欲を言うと天皇杯にも出たかったし総理大臣杯にも出たかったしインカレにも中国リーグの優勝チームとして出たかったというのが本音です。来シーズンは全ての大会で全国に出場し、一つでも多く勝てるように頑張りたいなと思っています。

 

 次にインカレ出場についてです。前述の通り、今年僕たちはリーグ戦を2位で終えてインカレに出場しました。インカレ出場に際して多くの方々にご支援を頂きましたことをこの場を借りて感謝申し上げます。結果は阪南大学に延長で点を決められ0ー1で負けてしまいました。多くの方々に「よく頑張った。」「阪南相手に上出来じゃないか」と言った声をかけていただきましたが、個人的には全く満足していません。失点シーンの時、相手のロングスローが僕の頭を越え、こぼれた先は僕の数メートル後ろ、先に反応した相手が触ってボールはゴールに入りました。あの時少しでも戻れたら足を出して守れたかもしれない。後半70分過ぎには僕にシュートチャンスがありました。ですが僕はそこでシュートを打てずパスを選択、パスは通らずそこには何も生まれませんでした。あの時戻っていたら、あの時無理にでもシュートを打っていたら。あの時の景色は今でも鮮明で、忘れられません。来年はこの後悔を取り返す為、もっと強く、上手くなって必ずインカレに出て勝ちます。応援よろしくお願いします。

 

 最後に、広島大学サッカー部に入部を考えている人へ、サッカー部の魅力を紹介したいと思います。大学生だし、バイトや遊びに明け暮れたいと考えている人もいるかもしれません。ですが、苦楽を共にする仲間と共に高め合う時間というのは何にも代え難い素晴らしいものです。サッカー部はピッチ外の時は優しく、面白く、ピッチに入れば一切手を抜かず努力する素晴らしい先輩が沢山います。僕もそんな先輩になれるように日々切磋琢磨していきます。入部を少しでも考えている人がいるなら、ぜひ体験に来てください!

 

 

 纏まりの無い長い文章ではありましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

広島大学体育会サッカー部 1年

 

香取潤