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後悔と決意 (熊野雄基)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは、教育学部第四類健康スポーツ系コースの熊野雄基です。出身は広島国泰寺高校です。

 

僕が広島大学体育会サッカー部に入部した理由を話そうと思います。その理由は一言で言うと、高校時代の後悔によるものです。僕は高校3年生の5月に、選手権まで残ってサッカーを続けるか、残らずに引退するかという選択を迫られました。その時に僕は受験勉強の不安があり、辞めるという選択をしました。当初はその選択は間違いではないと思っていましたが、選手権まで残って頑張っている他の選手達を見ていくうちに、大変だけど充実した日々を過ごしているなと羨ましい気持ちになりました。結局チームは選手権で県ベスト8で敗退してしまいましたが、スタンドから見ていただけの僕は悔し涙を流すことさえ出来ませんでした。それだけサッカーを全力でやり切れていなかったのだと気付かされたのです。そこから受験をして無事志望大学の志望学部に進学することが出来たので、僕が選手権まで残らなかったという選択は間違いではなかったことは確かですが、そこに後悔が残ったという事実は否めませんでした。

 

だから僕は、大学に入学してサッカー部に入部することを決意しました。現在実家に住んでいるため、部活に行くだけでも片道1時間かかったりと少し大変な環境ですが、いつも欠かさずご飯を作ってくれる親がいたり、オンザピッチでは共に高め合い、オフザピッチではふざけ合う仲間がいたりして、周りの人達にとても恵まれています。だからとても充実した日々を過ごすことができていると言えると思います。サッカーに関しても、1日2時間という短時間の中で全力でできる環境づくりをして下さる学生コーチの方々や先輩方がいるので、周りの人達への感謝を忘れずに日々を過ごしていかなければならないと思いました。

 

僕はこれからサッカーを続けていくにあたって、広島大学のサッカー部を引退した時に、そこに後悔が残るのかどうかはまだ分からないけれど、それが少しでも小さくなるように、日々楽しみながら全力で頑張っていこうと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

03  熊野雄基