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3分(大槻拓登)

3分」

 

 

こんにちは。

法学部4年の大槻拓登です。

現在A2で主にプレーしています。

新1年生はまだまだ話した事がないので分からない人もいるかもしれないですが、これを機にブログを書いていた先輩とでも覚えて下さい。

 

早速、中身へ。

 

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冒頭に「3分」と書きました。

 

これは私が1年生の時のIリーグの出場時間です。(もちろん中国リーグは0分です)

 

試合は基本的に月12回の高校生との練習試合のみで、新人戦も基本ベンチ外。ちなみにIリーグも基本的にベンチ外でした。試合に関わってなさ過ぎて、1年生の頃のサッカーの写真はほぼありません。練習でもたくさんミスをしました。

 

こうした状況で1年間、私は今まで経験したことない自分と向き合うことになりました。

 

なんでサッカー部に入ったのか?

自分がサッカー部にいる意味はあるのか?

こんな状況にいて自信がない自分が嫌いだ。

自分の居場所は本当にここか?

 

4年生としてサッカー部で活動する未来の私が見えない〉

 

ネガティヴなものばかりですみません。

大学入学までこんな経験をせず、高校では少し中心としてやっていたために勘違いした結果です。

 

こうした日々で、私のつまらんプライドがズタボロにされ、自己嫌悪に陥る中で段々とある考えを持つようになりました。

 

「とりあえず今出来ることを全力でやって、それでダメなら仕方ない」

 

なんでこの考えに至ったのか、そこは定かではありません。(恐らくそう考えないとこれ以上やっていけなかったからだと思います)

 

そこからは、ピッチ内で沈んだり、自己嫌悪に陥ることも減り、練習に対する熱量も変わりました。部門でも、毎回任されたポスターデザインに全力を注ぎました。(慣れない作業に23日費やし、納得するまで細部に拘りました)

自分の武器を探して自覚し、それを常に活かして結果を残そうと考えました。(周りの目にどう映っていたかはわかりません)

 

特別な事をやるのではなく当たり前、目の前のことに全力で取り組む。

 

そうした日々の積み重ねは評価や信頼、サッカーが上手くなる事として自分に返ってきて、それは今までなかった自信やチームでの自分の存在意義を創り出しました。

 

結果、2年の新人戦では基本的に先発として出場して初めてヒリヒリする試合を戦い、中国大会準優勝、IリーグでもI1として活動させて頂きました。

 

そして今、私はあの頃思い描けなかった4年生になりA2でプレーし、先日の中国リーグでもベンチに入らせて頂きました。(スタメンもしくは試合に出てれば更にこの話のオチとして完璧でしたが笑)

 

最後に私の経験からの総括ですが、どんな状況でも腐らずに、目の前の練習や試合、部門や頼まれた仕事にきちんと真面目に取り組めば、それら一つひとつがのちに信頼や評価、自信、上手くなる事となってあなたを助けてくれると思います。

 

広大サッカー部は色々な経験、成長ができる恵まれた環境です。

 

私はあと1年もありませんが、共に頑張りましょう。

 

読んで頂きありがとうございました。

 

 

 

                                                  4年 大槻拓登