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浪人から学んだこと(川下将史)

 皆さんこんにちは、教育学部第四類健康スポーツ系コース02の川下将史です。今回は私の番ということで何を書こうかと考えたのですが、テーマにある通り僕の浪人の経験について語ります。なんせ2年浪人した部活生なんて早々いないでしょうから…(笑)

 ちなみに浪人してきた生活を淡々と書いていこうと思ったのですが、量があまりにも膨大になりすぎて本当に言いたいことを伝えられないので中断しました。それについてまた話す機会があれば話したいので楽しみにしていてください。

 

 僕は二年浪人しましたが、結論から言って浪人はするもんじゃないなと思いました(笑)。当時は浪人していたので、浪人した経験は将来役に立つや、行きたい大学に行くことが出来るのだから自分は正しいことをしているなどと思い込んでいましたが、それは追い詰められた精神を自分で励ますための言い訳だったのです。浪人の価値や良し悪しは断言できませんが、やはり浪人は精神的に尋常じゃないほどの負担がかかり、そのあまりにも大きすぎる壁を前に断念してしまう人が大勢いるので僕は皆さんにお勧めしません。なにせ、人生に一回訪れるか否かの試練を何度も経験しなければいけませんから、それは大変ですよね。

 

 そんな僕から皆さんに言いたいことは、これから起こる全てのことに期待をするのではなく感謝を持って臨んでほしいということです。ほとんどの人はこれから起こることに対して期待を持ちます。それは確かに良いことのように思いますが、実はこの考えのせいで起こったことに対して落胆したり逃げだしたりした経験を無駄だと思うようになってしまうのです。結構ありませんか?これは無駄だなぁと思ったり、経験する前の理想と経験した時の現実の差に落胆してしまうこと。これは皆さんが起こることに対して「期待」しているからなんです。

 そうではなく感謝を持つことで、あらゆることも無駄だと思わなくなったり落胆もなくなります。浪人の期間を無駄だと思う人は多くいて、最初の僕もそう思っていました。しかし浪人ということに感謝し始めたことで浪人は無駄ではないと当時から思うようになりましたし、そのおかげで浪人時代を乗り切ることが出来ました。

 

 これは僕ではなくとある有名な方が言っていたことなので誤解しないでください!(笑)。でも今後生きていくうえであらゆることを無駄に思わないことって非常に大切なことだと思うんです。だから皆さんも感謝を持って人生を歩んでほしいと思います。これも同じ有名な方が言っていたのですが、人には才能や環境、その他の個人差に関係なくすべての人に平等に与えられている能力があります。それは「判断力」です。今後皆さんがどういう情報を選びどういう道を「判断」するかは僕も含め皆さんが持っている素晴らしい能力だと思いますので、自分が正しいと思う人生を歩んでください。

 

 サッカーについてほとんど触れずに申し訳ありません…。必ず試合に出れるように日進月歩で成長していきますので応援よろしくお願いします。これほどの長文を読んでいただきありがとうございました。

 

広島大学体育会サッカー部 1年

 

川下将史