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切り替え(山成健太郎)

 こんにちは。工学部第四類4年の山成健太郎です。僕で4年生のブログ1巡目は最後になります。今回は4年生になって僕が下のカテゴリーの後輩に伝えたいことについて書こうと思います。よろしくお願いします。

 

 

 ポジションはボランチをしています。好きなプロサッカーチームはリバプールです。と言っても好きになったのは最近で間違いなく大にわかファンです。ちなみに最近、嫌いになったサッカー選手はエバートンのジョーダン・ピックフォードです。理由は特にありません。

 リバプールの好きなところはリバプールの監督、クロップの戦術「ゲーゲンプレス」からのカウンターで点を取ることです。

「ゲーゲンプレス」とはボールを奪われた瞬間から即座にプレスをかけて、ボールを奪取するデフェンス戦術です。つまり、オフェンスからデフェンスへの「切り替え」をチーム戦術として落としこんだものです。

 

 僕が小学校から大学までサッカーを続けてきてサッカーにおいて、大事だと強く思ったことの1つはその「切り替え」です。サッカーの試合の中ではこの「切り替え」を怠った1つのプレーが失点につながってしまい、逆に素早い「切り替え」が点につながることもあるように「切り替え」はとても重要なものであり、僕のプレーの中で最も重要な課題でもあります。

 

 さらに「切り替え」はサッカーのプレー中(オン・ザ・ピッチ)だけでなく、サッカーをしてない時(オフ・ザ・ピッチ)でもとても重要なことだと大学でサッカー部に入って強く感じました。

 

 僕は1〜2年の間は、あまり公式戦に出場する機会もなく出ても短い時間でした。試合の会場に行ってウォーミングアップだけして試合に出ずに帰ってくることも何回かありました。その度にやる気を無くして何も考えず、ただ練習をこなすだけの時期もありました。4年生になって今考えると、とても無駄な時間を過ごしたと思います。何回、やる気を失ったとしても切り替えて日々の練習にもっとひたむきに取り組んでいれば今より少しでも上手くなれていたと思います。

 

 そんな僕も今は少しずつですが、考えてひたむきに練習に取り込むようになったと思います。今、サッカー部の中で下のカテゴリーに所属している人はこれから、試合に出られなかったり、なかなか上のカテゴリーに上がれずにやる気をなくしてしまうこともあるかもしれないですが、そのときは切り替えて、切り替えるといってもただ切り替えるのではなく、今の自分に何が足りないのか練習で何を意識すればいいのかを日々考えて僕のように上の学年になってからではなく、1.2年のうちからひたむきにサッカーに打ち込んでほしいと思います。

 

 最後にもし、これから大学生でどんな部屋に住もうか悩んでいる人がいるなら部屋はできるだけ狭いのを選ぶことをおすすめします。僕は広い部屋に住んでしまったために、僕の部屋はサッカー部員の集会場と化してしまいました。本当に後悔しています。このことについては切り替えるのにかなり時間がかかりました。本当に気をつけて下さい。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

広島大学体育会サッカー部 4年

 

山成健太郎