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与えられたポジションで頑張る(中野智成)

 こんにちは。教育学部4年の中野智成です。ポジションは、今はボランチかサイドバックをしています。最近、一つ困っていることがあります。それは、自転車が盗まれたことです。自分のアパートの駐車場だから大丈夫だと思って、鍵をかけていなかった自分も悪いのですが、移動手段がなくなって困っているので返しに来てほしいです。青色の小さいめのクロスバイクです。見かけた人は連絡してくれると助かります。また、心当たりのある人は、すぐに僕の駐車場まで、こっそり返しに来てくれると助かります。よろしくお願いします。

 

 僕は、小学校からサッカーをしてきて、自分の短所は長所が特にないことでした。唯一ある長所としては、少し体力があることで、そのせいで大学まではポジショニングなどを意識せずに走ることでカバーしてきました。大学に入って、自分より身体能力の高い相手に対して勝つために、考えてプレーすることを求められるようになり少しずつプレーが変わっていきました。今回は、4年生になって今、思うことを書きたいと思います。

 

 自分は特徴が特にないので、ポジションが定まったことはなく、いろいろなポジションをしてきました。大学では、一試合だけGKもしたのでほぼすべてのポジションを経験してきました。そんな中で、大学に入って初めの頃は、自分の長所があり、決まったポジションを持ってる選手がすごくうらやましかったです。

 

 しかし、学年が上がり、いろいろ考えてプレーしていく中で複数ポジションをしていてよかったと思うようになりました。それは、少しずつ試合中に全体が見えるようになってきたことです。サッカーではポジションごとにある程度役割があります。

例えば、ざっくりいうと

 

FWは相手のディフェンスと駆け引きをして、点を取る。

MFはボールを受けてゲームをコントロールする。

DFは自分のゴールを守る。

 

などです。

 

 このように、各ポジションによって求められることも違うので、ポジションごとに見えるものも変わってきます。そのポジションでしてほしいことも分かるようになってくるし、逆にどう動いたら相手にとって嫌なプレーになるのかが少しずつ分かるようになっていきました。

 その中で変わっていったのは、今までは、自分と近くの味方との関係性のみしか見えていなかったのですが、そのうちに、自分と味方そして相手との位置関係まで考えて、プレーしていくことができるようになりました。それでも、それらをプレー中に仲間に伝えていくことはより難しくて、今は試合中に自分の考えを全体に伝えていくことが自分の課題です。

 

 

 このように、複数のポジションをすることでいろいろな視点からサッカーを見ることができるので、今、自分のやりたいポジションではないけどしている人もプラスにとらえて、その与えられたポジションでできることをしてみてほしいです。また、大学サッカーでは高校まで以上に学べることが多いので、税大学に入ってサッカーしようか悩んでいる人は体験からでいいので参加していてください。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

広島大学体育会サッカー部 4年

 

中野智成